"Synewave Newyork"
不完全ディスコグラフィ


 私が溺愛するテクノレーベル、"Synewave Newyork"のディスコグラフィ(&個人的感想)です。一部の旧盤や新譜に未入手盤がありますが、入手次第、順次埋めていきたいと思います。
 また、このレーベルに関する情報がありましたら、こちらまでよろしくおねがいします。


情報提供者のDJ Q'heyさんと、福岡のイマフクヤスヒロくん、のぐちさん@デジビ感謝!
 さらに情報を収集しています。よろしく!

レコード番号
SW01 SW02 SW03 SW04
SW05 SW06 SW07 SW08
SW09 SW10 SW11 SW12
SW13 SW14 SW15 SW16
SW16.5 SW17 SW18 SW19

おまけ:
SWUK-01
KICK CD27
KICK CD37
SWUK-02


SW01 / stormwatch/our future
 レーベルオーナーのDamon WildとDennis Ferrerのmorph名義による作品。
 A面はスペイシー(?)なアナログシンセ音飛び交うアシッド。なぜかリズムが6拍子。
 B1はその後のSynewaveとの大馬鹿路線と一線を画する白玉ストリングス満載インテリジェント。多少アシッド風味アリだが、あまり面白くない。
 B2は「これぞSynewave!」と言える強烈&不気味なアシッドテクノ。Tim Taylorの"Planet pf Drums"シリーズに通じる音作り。

SW02 / ausgang - Wires/Echoe Park
 Steve Stollのausgangシリーズ第一弾。未入手。
 のぐちさん@
デジビによると「青くさい」そーです。

SW03 / BANG the ACID
 Damon WildとTim Taylorの作品。片面のみ。ちょっと損した気分(苦笑)。
 
SW10の原曲。凄く骨太の激ヤババキバキアシッドトラック。
 情報をくれたDJ Q'heyさんは「リミックスよりもこっちの方がいい」とおっしゃる。Q'heyさんのプレイを聞くと、そうおっしゃる気持ちはわかるが、俺は甲乙つけがたいと思う。どっちも極めてGoodなので、まだ聴いてない人は聴くべし。

SW04 / We left the planet
 Damon WildとSteve StollによるVoyager 8名義の作品。

 のぐちさん@デジビからのタレコミです。いつもすみません〜(と東の空に向かって礼拝)。

1.WE LEFT THE PLANET
2.PLANETS IN MOTION
3.TRANSISTOR RHYTHM
4.PHOEBOS II

・1はポコピコみにまるで宇宙脱出!のお気楽派
・2は1の中心概念を敷衍、つーのはほめすぎで、ようは1の中心フレーズのみが延々なってるだけの短い曲。「月の運行に手拍子で参加」じゃ。
・で、肝心の3、4についてはコメントしようがありまへん(こらっ!)。
スターターで廻すたびに「いい曲!」と思います。
ゆっくりめで地味め、なのに確実にアタマに火花散ります。
急いてるストール兄とお気楽ワイルド様のいいとこだけがぶつかってできた、ちうところか。
(原文ママ)

「入手せねば(泣)。」と長く言っていましたが、やっと入手できました。ありがとうtechnique
 しかしのぐちさんの簡潔でツボを押さえたレビューに、私などが何も付け加えることもないです。全くそんまんま。名作です。

SW05 / GROUND HOG/MERKKUS/NUMB
 Joey BeltramとDamon WildのXP名義による作品。
 A面は無表情なピアノ系不協和音が延々ループする、Beltramの色が濃いハードハウス。ハイハットのパターンが、電気グルーヴ"Dinosaur Tank"にそっくり。
 B1はトランス。あまり面白くない。B2はキックの入らないスローな曲。B1とB2で回転数の違う珍盤。

SW06 / ausgang II - The Journey Continues...
 あちこちのレーベルから多数リリースのあるアシッド兄ちゃんSteve Stollの作品。
 A面は、この人にしては珍しいトランシーなミニマルもん。ただし5拍子
 B1〜3は、Steveお得意のちょい速めぶりぶりアシッド・ハウス。シャッフルしまくり。

SW07 / candema
 VOLTAGE 9という人(達?)の作品。クレジットがないので誰だか不明。Damonくさいが。
 盤面に"V-9001"という刻印を消した痕跡があるので、サブレーベルから出そうとしたがボツった模様。
 A面は、超凶悪ミニマルアシッドハードハウススペシャルローリングサンダー。名曲。
 B面はA面のリミックス。しかし、ただ単にA面のリズムトラックの音を一部削っただけのような気が・・・。
 余談だが、私はこの一枚でSWNYにハマった。

SW08 / Freeforms EP
 Damon WildのSYQUEST名義作品。
 A1、A2ともなぜかデトロイト風味だが、片手間に作ったという感じは全くなく、丁寧な作り。A1は結構泣きの入ったフレージング。「カール・クレイグの旧作発掘」と言われても信じてしまいそう。A2はデトロイトテクノの骨格部分を取り出したような曲。どちらもDamonの多才さが伺える名曲。
 B1は、Plastikmanほどではないが、スカスカのミニマルアシッド。808と思われるリズムマシンの他には、シンセ音が3つほど聴こえるだけ。しかも全て単音。だが、この潔さがかえってカッコいい。
 B2はかなり遅めの、タム音のリバーヴが不気味なアシッドハウス。これも909+303だけで作ったようなスカスカな曲。決して悪くはないが、印象には残りにくいかも。

SW09 / low.
 LABWORKS GERMANYからのリリースなどでも知られる、communiqueレーベル主宰のWoody McBrideのesp名義の作品。
 A1はWoody独特のリバーヴが響く、超低音変態303フレーズ唸りまくりハードハウス。馬鹿丸出し。脂っこい。
 A2もA1と似たような曲調だが、聴いた感じはもっとアッサリ軽め。曲自体短い。
 B1は909に左手でプログラミングしたようなリバーヴ303フレーズが延々ループする曲。
 B2も極めてスカスカなミニマル。何の為にこんな曲を・・・という疑問すら湧いてくる。余りにも、情熱の対象が不明確で、薄気味悪い。が、そこがタマラない(笑)。
 余談だが、私はこの一枚でWoodyにハマった(泣)。

SW10 / BANG THE ACID - The Remixes
 Damon WildとTim Taylorの"BANG THE ACID"(原曲はSW03)のリミックス集。
 A面はJoey Beltramによるリミックス。サンバホイッスルとティンバレスが熱狂的に鳴り響く、凶悪にカッコいいミックス。妙にテンポ速し。「すさまじい」の一言に尽きる。
 B1はWoody McBrideによるリミックス。B1はWoodyにしては普通過ぎ。B2のDamon Wildリミックスはまあ楽しめる。しかし、A面がスゴすぎるので、影が薄まってしまう感は否めない。

SW11 / THE LOST ARCHIVES(1989-1994)
 ベルギーのR&Sに所属するMUNDO MUZIQUEの2枚組作品集。
 なぜSynewaveからリリースしたのかがまず疑問。D2、D3あたりはミニマルアシッドなのでまあ解らなくもない(だが、D3にしても、303を買って2日目に作るような曲だと思う)が、その他は変なインテリジェント、デトロイトモドキ、フュージョンのような曲まである。どれもたいしたことはない。
 これまでのSynewaveのリリースの中で、唯一「買って損した」と思ったブツ。Plus8でのHawtin、Beltramとの共演(Final Exposure名義)は素晴らしかったのに・・・。

SW12 / MIND FLUXUATION PART 1
 Michael MiguelのGROOVE QUANTIZE名義の作品。
 A面はミニマルなハードハウス。リズムプログラミングが面白いので飽きが来ない。SW11で負った心の痛手を回復できる(笑)。
 B面は、B1、B2ともにデトロイト風。B1はかなりデリック・メイを意識しているのだろうか、似たような仕上がり(悪くないが)。B2はかなりミニマル。ちょっとURっぽいかも。

SW13 / RINGS, MOONS & CLOUDS
 Damon WildとSteve StollによるVoyager 8名義の作品。2枚組。
 A面はなぜかインテリジェント系(語彙少ないなあ→おれ(泣))。でもなぜこの2人が・・・気の迷いか?
 B面からD面にかけては元気ハツラツハードミニマル。文句なしの大馬鹿トラック連発。この2人の本領発揮。イケイケゴーゴー!

SW14 / circuit work
 DJ PoweroutことJeff Wilsonの作品。  全4曲入りだが、どれもこれも「おーい、出すレーベル間違ってるぞー」というような、見事なRelief or Dance Maniaタイプの馬鹿シカゴハウス風トラック。多少理解に苦しむが、良いことは良いので許す。←何様だ。

SW15 / ausgang III - Telecon
 Steve Stollのausgangシリーズ第3弾。
 A面は、じわじわ盛り上がるミニマル。といってもほとんど盛り上がらないうちに曲が終わる(泣)。短くない曲なのに。時々「もおエエわ!」と突っ込みを入れたくなるが、慣れると気持ちいい。
 B面の2曲はSteve兄さんの必殺ミニマルアシッドトラック。期待を裏切らない出来。特に、B1のリズムが面白い。

SW16 / Subtractive Synthesis II
 Damon Wildの作品。
 全般的に、Damonにしてはかなりシカゴよりのハウシーまたはトラックな曲調。
ここのレビューも参照して欲しい。
 以下は余談。Damonの曲にも結構和音が使われている曲があるのだが、あまり印象に残っているものがない。個人的には、この盤のような路線で突っ走って欲しい。

SW16.5 / Red dog and Blood Hound
 Damon Wildの作品。10inch。未入手。

SW17 / Thinkless Thoughts
 「Joey BeltramとMills(Jeff!?)のEquinox名義の作品のリミックス集。未入手。メンツを見る限り、まだ買ってない俺様バカ(泣)。」
 などとゆー大ウソコイてました。裏もとらずにすんません。
 実はCommuniqueなどのWoody McBride関連のレーベルからのリリースもある、Chris Sattingerの作品。
 A面、B1、B2の3曲入だが、どれもヤんなるぐらい暗い。しかし「=つまらん」ではない。A面はミニマルかつハウシー。ヘンだけど使える。途中クラフトワークをだらしなくしたような一発アルペジオあり。
 B1は、低音をワザと削ったようなザラついた感触のベース音がうなるトラック。ややアップテンポ。B2はミディアムテンポの、この盤最暗トラック。途中から目立たない303が入ってくるが、真っ暗闇の中で他人の肉ズレを聴いているような感触を受ける。なんだそりゃ。

SW18 / Norman
 Norman Santosという人の作品。
 A1はミョーかつ単純なモノフォニックシンセアルペジオがうねるややパーカッシブな曲。使えるがフツーの印象。A2は気持ちいい低音シンセとレゾナンス効きまくりの高音部アルペジオがウネウネと絡む曲。
 B1はどこかで聴いたパーカッションが鳴り響く。あ、
コレだ。しかしコレよりもかなり音数も少なく落ち着いた曲。とは言え、殆ど打楽器音のみで構成されていて、かなりパーカッシブではあるが。B2はちょっとだけDance Mania系の、シャッフルのキッツいド変態ハウス。不気味な白玉シンセがイヤな気分をそそる。

SW19 / Jigsaw
 LFOでおなじみの、Mark BellのCounterpoint名義の作品。
 A1、A2ともにカタくて低めの金属っぽい音によるミニマルフレーズで構成されたトラックもん。地味めにじわじわ来る。
 B面もミニマルだけど、A面よりも軽めで、こちらの方が聴きやすい。フィルターに逆エンベロープをかけたような単音フレーズと、軽くハネたリズムがグッド。
 LFOの作風を期待すると肩透かしを食らうが、僕はLFOよりもこっちの方がイイと思います。

おまけその1:
SWUK-01 / EGO ACID
 Damon WildとTim TaylorのPump Panel名義による作品。未入手。
 Synewave Londonからのリリース。このレーベルは、名前&メンバーからするとSWNYとの関係が極めて深いことは容易に想像できるのだが、詳細知りません。誰か教えてください(泣)。
 俺様のいーかげんな記憶によると、裁判沙汰か何かのゴタゴタがあって、リリースはこれっきりだったような気が・・・。

<追加情報>のぐちさん@デジビからのタレコミです。
「ちなみにSWUKは仕立屋チムがやってたはず。
で、あるときサインウェーブつうデトロイト?だかのレーベルにその名前使うなと訴えられてチムは面倒だから降り、ワイルド様はおれのしったことかと今も続けているとゆう。」(原文ママ)
 俺様のいーかげんな記憶もあながちハズレでわなかった(喜)。

おまけその2:
KICK CD27 / synewave newyork vol.1
 Synewave Newyork(とLondon)のコンピレーションCD。未入手。アナログも出てます。
曲目は以下のとおり。

1. PUMP PANEL - EGO ACID (Damon Wild & Tim Taylor) (SWUK-01)
2. MORPH - STORMWATCH (Dennis Ferrer & D. Wild) (SW-01)
3. AUSGANG - ECHOE PARK (Ausgang) (SW-02)
4. WILD & TAYLOR - BANG THE ACID (SW-03)
5. VOYAGER 8 - WE LEFT THE PLANET (Steve Stoll & D. Wild) (SW-04)
6 .XP - GROUNDHOG (Prod. by XP, Mixed by D. Wild & Joey Beltram) (SW-05)
7. ESP - IDIOM (Woody Mcbride) (SW-09)
8. MUNDO MUZIQUE - EVIL TEMPEST (SW-11)
9. VOYAGER 8 - MOTHERSHIP EARTH (S. Stoll & D. Wild) (SW-13)
10.DJ POWEROUT - CIRCUIT WORK (Jeff Wilson) (SW-14)

おまけその3:
KICK CD37 / synewave newyork vol.2
 Synewave Newyork(とLondon)のコンピレーションCD第2弾。これも未入手。やはりアナログも出てます。
曲目は以下のとおり。

1. Damon Wild "Rotary"
2. Freeform "Freewall"
3. Mark Bell "Soul Search"
4. Unit 3 "Breathe"
5. Chris Sattinger "Tech Organ Grinder"
6. Norman "The Green Room"
7. Damon Wild "Red Dog"
8. Morgan "Flowerchild"
9. Subtractive Synthesis II "Gearbox"
10.Dj Powerout "Kruncha"
11.Wild & Taylor "Bang The Acid" Beltram Mix
12.Damon Wild "Avion"

おまけその4:
SWUK-02 / 360, THE BIRTH OF STARS
 Dan ZamaniとTim TaylorのYANTRA名義による作品。
 今じゃこのメンツは"Planet of Drums"として知られ、尿漏れを起こすほど凶悪パーカッシヴな作品をリリースしていますが、この作品は両面とも
佐久間さんに「ナイス、トランス!」と言われそうなトランスもん。遠くへ連れて行ってくれます。ちなみにAA面のコ・プロデュースはDamon閣下。
 しかし、SWLondonも2枚目リリースしてたのね。俺様のいーかげんな記憶が実にいーかげんであることを証明してしまいました(泣)。スマヌ。


"alt.music.baka.techno"

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